パワー感のあるシンセポップを構想して制作した曲。意外にジャンル内にはこういう系統の曲はないように思う。といっても音圧バリバリ、ディストーション効かせて……ではありきたりで詰まらないので、サウンドやアレンジはシンプルで骨太に、曲の内容でそう感じて貰えるように……という線を狙った。
実は親への感謝ソングであるが、少し読み替えてラブソングとしても解釈できる歌詞。
左右の定位で鳴っている低音リフはMoog Mother-32です。例によってアナログシンセを重要パートで使っている。ただ今回は同一パートの多重録音はしておらず、シンプルにそのままの演奏。雷の音がイントロで入るが、これはFA06に入っているSEです。
ボーカルは、非常に印象の強い声のカラーをお持ちの「むらこC」さんに依頼。広くライブやスタジオワークで活躍中の方です。ちょっと串田アキラさんにお声が似ているかもしれない。見事に歌いきって頂きました。
作曲家・弦央昭良
- お知らせ・制作の周辺・音楽を考える -
2025/03/31
「SHOUT IT OUT」ライナーノーツ
2025/03/27
3/27 配信開始「さくらロスト」/ まいみぃ
春がこんなにブルーなのは、君のせい。淡く舞いゆく桜POP!
作詞:弦央昭良
作曲:弦央昭良
編曲:弦央昭良
Release Date:2025/03/27
JASRAC作品コード:316-3662-4
#POPS #AOR #J-POP
2025/03/24
ある本で知ったベテランアーティストの覚悟
音楽ライティングの分野で大家ともいえる方の本を拝読。たくさんのアーティスト取材の中から、その人間像に焦点を当てて、<音楽を作る人たち>の思考や行動原理を描き出そうとする力作でした。
あるベテランの男性シンガーソングライター。実際に会うとガタイもいいしハードボイルドな雰囲気なんだそうですね。ところがその歌と声は非常に甘く、いわゆる女性ウケがいい曲ばかりを作っている。とてもアンバランスな感じなんだそうです。この矛盾を本人はどう考えているのか、長年の取材の中でタイミングを計って、すこぶる機嫌のいい時に聞いてみたんだそうですね。流石に「ずいぶんなことを聞くなあ」と返されたそうですが、見事に回答をくれたと。ご本人も普段から「覚悟」があって考えて活動していたのです。やっぱり一流の人は自分の強みや弱みを客観的に掴んでいるんだ、と思った。
(逆に、ここまで聞けるインタビュアーは凄いといえます)
この本、オフレコや時効だから……といった話も結構ありますが、それがミュージシャン/アーティストの人間性を活写する仕掛けにもなっています。いわゆる「ニューミュージック」や「フォーク」世代の日本のアーティストの名前が帯には並んでいますね。
ニュージャーナリズムのスタイルで書かれたアーティスト群像、これは2冊目があれば是非読んでみたいと思いました。意外に、これが初の単独での上梓だそうなので。次は音楽制作側の話も聞けたら、音楽マニアも業界人も喜ぶのではないでしょうか、司会(DJ)やプロデューサーとしても活躍されている方ですから。
2025/03/21
3/27 配信予定「さくらロスト」/ まいみぃ
アーティスト名:まいみぃ
春がこんなにブルーなのは、君のせい。淡く舞いゆく桜POP!
作詞:弦央昭良
作曲:弦央昭良
編曲:弦央昭良
Release Date:2025/03/27
JASRAC作品コード:316-3662-4
2025/03/19
3/19 配信開始 「初恋インパクト (Cover)」/ Passive Physical Band
シンセメロカバー <リマスター・ハイレゾ対応>
曲名:初恋インパクト (Cover)
アーティスト名:Passive Physical Band
絶対あなたをモーレツGET! あわわな初恋シンセポップ
作詞:-
作曲:弦央昭良
編曲:弦央昭良
Release Date:2025/03/19
JASRAC作品コード:305-3087-3
2025/03/16
ボーカルに真空管コンプでドツボ
今度出す曲で、ボーカルトラックに「Pro VLAII」を使ってみた。といっても掛け録りでなく、シンガーさんのボーカルデータをアウトボード(VLAII)に通す形での処理。(これはマスタリング時の処理と同じ。1chだが)
一応軽くゲインリダクションが起こる設定にして、VLAIIの出力を再びオーディオI/Fに食わせる。
これで録ってみたが、高音域が華やかな女性ボーカルだったせいか、少しハイ落ちが見られた。コンプとしての働きは非常に良いですね、シルキーでスムースな感じで、真空管サウンドの色も付きます。
ちょっとEQでハイを持ち上げればいいか……その時はそう思ったのですが、これがミックスにどハマリする前兆だったとは。😅
・EQでハイを上げてもなかなか抜けや艶が出ない
・上げすぎてスピーカーで聞くとボーカルが時々共振
・アレンジの関係で、ボーカルにバックトラックが被りまくる
・結果サイドチェイン掛けまくり
・プラグインコンプとの兼ね合い・バランスが激ムズ
・VLAを通すだけで、複数ポイントで共振が発生していた
結局今回最終的には、VLAIIはごくごく軽いコンプレッションに留めて、プラグインコンプを2段とする形で落ち着いた。
もちろん共振はEQで取った。
まさかVLAIIがこんな挙動をするとは思わなかった。
ハイ落ち対策には、プラグインチェインの最上段にWaves Vitaminを入れた。これで抜けが良くなった。
最後はもう、ミックス弄りすぎで感覚おかしくなるギリギリのところまで行って、瀬戸際で完成。怖いですね。世界のトップエンジニアでも弄りすぎると間違えるらしいから。
VLAでのボーカル処理については、まだまだ研究が必要と痛感した次第。
(もともとステレオバス用のコンプ、という話もある。が、Geminiに尋ねてみたらボーカルコンプとしても評判は良いらしい)
2025/03/11
ART Pro VLAIIでマスタリングした音源
「初恋インパクト」、ボカロバージョンがPCLの関係でお流れになったので、メロをシンセで弾いたシンセインスト版を作ってみた。これなら何の権利にも抵触しない。
YMOのテクノ歌謡アルバム「浮気なぼくら」の、ボーカルパートをシンセで弾いたアルバムが存在する(公式)ことにヒントを得た。
要は、一刻もはやくアウトボードコンプでマスタリングした音源を出してみたかったのですね。配信になるとどう聞こえるか確かめてみたかった。(出してみないとわからないことが多すぎる、配信リリースは)
で、既に一部主要サイトでは流れているんですが、聞いてみたところ、これは成功と判断した。真空管サウンドが上品に効いている。これまでどうしても高品質コンポで聞くと、各パートの音質の差が目立ってしまってバラバラ感があったのですが、見事にひとつにまとまっています。もちろんヘッドフォンでも同じ。最後の一マイルはこうして埋めれば良かったのか、とわかった。
この音源、EQこそOZONEのものを使っていますが、マキシマイザーの類は使っておらず、Pro VLAIIだけで2mixを処理しています。なのに、OZONEマキシを使ったオリジナルリリースより音圧感が増している。(確かLUFSは高くなかったと思う)また自然なまとまりもある。
まだ使い込んでいないので断言はできませんが、レベル管理さえ間違えなければ、かなり使える雰囲気。次はいよいよボーカルコンプにもVLAIIを使った音源を出します。今最終処理の真っ最中。
2025/03/04
私的音楽年表
自分の音楽的ルーツを確認するために、簡単な音楽(史)年表を作ってみた。影響を受けたと思われる楽曲・アルバムや出来事などを思いつくまま書き出してみて、日付を調べて記入。
その後日付でソートすると、個人的な年表が完成。もう昔のアルバムは年はわかっても月がネットで出てこないものもある。その場合、1975/00などとした。
あとは世の中の動き、業界のトピックなど。後追いの項目もむろんあります。ビートルズは、実は世代じゃないですしね。
面白いので以下に公開。(敬称略、多少の間違いはあるかも?)
1962/10 [ビートルズ] メジャーデビュー
1963/11 [社会] ケネディ大統領暗殺
1965/00 [社会] ベトナム戦争勃発
1967/07 [ビートルズ] 「サージェントペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」
1969/00 [冨田勲] 大阪のレコード店でシンセサイザーのLP発見。衝撃を受ける。
1969/07 [社会] アポロ月着陸
1969/10 [ビートルズ] 「アビイ・ロード」
1970/00 [ウェザー・リポート] 結成
1970/00 [マイルス・デイビス] 「ビッチズ・ブリュー」
1970/03 [社会] 赤軍派が日航機よど号をハイジャック。北朝鮮へ亡命
1970/03 [社会] 大阪万博開幕 同年9月閉幕
1970/03 [冨田勲] 大阪万博・東芝IHI館の音楽担当。Cコーセイ ミッキー吉野参加
1970/04 [ビートルズ] 解散
1971/00 [冨田勲] Moog IIIpをアメリカから個人輸入
1971/11 [ELP] 「展覧会の絵」
1971/11 [ジョン・レノン] 「イマジン」
1972/00 [カーペンターズ] 「トップ・オブ・ザ・ワールド」
1972/00 [マイルス・デイビス] 「オン・ザ・コーナー」
1972/02 [社会] あさま山荘事件
1972/03 [ディープ・パープル] 「ハイウェイ・スター」
1973/05 [ディープ・パープル] 「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
1973/10 [ハービー・ハンコック] 「ヘッドハンターズ」
1974/00 [カーペンターズ] 「イエスタディ・ワンスモア」
1974/00 [ボブ・ジェームス] 「はげ山の一夜」
1974/04 [冨田勲] アルバム 「月の光」
1974/08 [社会] 三菱ビル爆破事件
1975/01 [ポールモーリア] 「オリーブの首飾り」
1975/04 [社会] ベトナム戦争終結
1976/00 [スタッフ] 「Stuff」
1976/00 [スティービー・ワンダー] 「イズント・シー・ラブリー」
1976/00 [業界] Roland System700発売
1976/05 [ジェフ・ベック] 「ワイアード」
1976/12 [荒井由美] 「中央フリーウェイ」(シティポップの嚆矢)
1976/12 [冨田勲] アルバム「惑星」
1977/00 [ELO] 「アウト・オブ・ザ・ブルー」
1977/00 [ヴァン・マッコイ] 「Magnificent Movie Machine」
1977/00 [ウェザー・リポート] 「ヘビィ・ウェザー」
1977/00 [スティーリー・ダン] 「エイジャ」
1977/00 [業界] シンクラヴィア発売
1977/03 [クラフトワーク] 「ヨーロッパ特急」
1977/03 [ジェフ・ベック] 「ライブワイアー」
1977/03 [スティービー・ワンダー] 「サー・デューク」
1977/10 [クイーン] 「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
1978/00 [ウェザー・リポート] 「ミスター・ゴーン」
1978/00 [ラリー・カールトン] 「ルーム335」
1978/00 [渡辺貞夫] 「カリフォルニア・シャワー」
1978/06 [社会] この頃からインベーダーゲーム流行
1978/06 [冨田勲] ウェザーリポート大阪公演リハを表敬訪問。ザビヌルと歓談。
1978/08 [喜多郎] デビュー作「天界」
1978/10 [ゴダイゴ] 「ガンダーラ」
1978/11 [YMO] ファーストアルバム発売
1979/00 [TOTO] 「99」
1979/00 [ウェザー・リポート] 「8:30」
1979/00 [スパイロ・ジャイラ] 「モーニング・ダンス」
1979/01 [ドゥービーブラザーズ] 「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」
1979/03 [クイーン] 「ドント・ストップ・ミー・ナウ」
1979/05 [ELO] 「ディスカバリー」
1979/05 [EW&F] 「ブギーワンダーランド」
1979/05 [カシオペア] 1stアルバム「CASIOPEA」
1979/08 [竹内まりや] 「セプテンバー」
1979/09 [YMO] アルバム「ソリッドステートサヴァイバー」
1979/09 [日野皓正] 「ニューヨーク・コネクション」
1980/00 [ウェザー・リポート] 「ナイト・パッセージ」
1980/00 [ウェザーリポート] 「ウェザーリポート('80)」
1980/00 [ボズ・スキャッグス] 「ミドルマン」
1980/00 [喜多郎] 「シルクロードのテーマ」
1980/00 [業界] LYNNドラムマシン発売
1980/00 [業界] フェアライトCMI発売
1980/01 [カレン・カーペンター] この頃ソロアルバム録音終了もお蔵入り
1980/01 [ポールマッカートニー] 来日公演時大麻不法所持で逮捕
1980/03 [高中正義] 武道館ライブ盤「SUPER TAKANAKA LIVE!」
1980/05 [山下達郎] 「ライド・オン・タイム」
1980/06 [ELO] 「ザナドゥ」
1980/08 [クイーン] 「地獄へ道づれ」
1980/12 [ジョンレノン] NYで射殺される
1981/00 [スティービー・ワンダー] 「ハッピー・バースディ」
1981/00 [ボブ・ジェームス] 「ニューヨーク・ライブ」
1981/00 [マイルス・デイビス] 「ウィ・ウォント・マイルス」
1981/00 [リー・リトナー] 「RIT」
1981/00 [業界] MIDI規格策定
1981/00 [渡辺貞夫] 「オレンジ・エクスプレス」
1981/00 [日野皓正] 「ダブル・レインボー」
1981/04 [カシオペア] LA録音盤「EYES OF THE MIND」
1981/08 [業界] MTVで最初の曲「ラジオスターの悲劇」が放映
1981/10 [EW&F] 「レッツグルーブ」
1981/11 [ELO] 「トワイライト」
1982/00 [TOTO] 「アフリカ」
1982/00 [TOTO] 「ロザーナ」
1982/00 [ドナルド・フェイゲン] 「THE NIGHTFLY」
1982/00 [社会] この頃からバブル経済前夜。金余りの状況続く
1982/01 [ジャコ] ウェザーリポート脱退
1982/04 [ジャコ] ビッグバンド結成→活動 原理派ジャズマニアも絶賛
1982/05 [カシオペア] ライブ盤「MINT JAMS」
1983/00 [ハービー・ハンコック] 「フューチャー・ショック」
1983/01 [カレン・カーペンター] 拒食症による衰弱で死去
1983/05 [業界] YAMAHA DX7発売
1983/05 [坂本龍一] 映画「戦場のメリークリスマス」音楽担当 同作出演
1983/09 [カシオペア] ロンドン公演
1983/12 [YMO] 解散(散解)
1983/12 [マイケルジャクソン] 「スリラー」MV
1983/12 [山下達郎] 「クリスマスイブ」
1984/04 [竹内まりや] 「プラスチック・ラブ」
1985/00 [社会] この頃からバブル経済
1985/07 [クイーン] ライブエイドで伝説のパフォーマンス
1986/00 [ウェザー・リポート] 解散
1987/09 [ジャコパストリアス] 死去
1988/00 [業界] Roland ミュージくん・ミュージ郎発売
1988/05 [業界] KORG M1発売
1988/07 [冨田勲] 長良川河川敷で野外ライブ。30万人動員
1989/01 [社会] 昭和終る。新元号平成
1989/02 [坂本龍一] 映画「ラストエンペラー」の音楽でグラミー賞
1989/11 [業界] NEC 16ビットパソコン PC-9801発売
1989/12 [カシオペア] 神保彰と桜井哲夫が脱退
1990/03 [社会] バブル経済崩壊へ。日本 失われた30年に突入
1991/09 [マイルス・デイビス] 死去
1991/11 [フレディ・マーキュリー] エイズで死去
1993/05 [業界] Windows 3.1発売
1995/03 [社会] 地下鉄サリン事件
1995/11 [業界] Windows 95発売
1996/09 [カレン・カーペンター] ソロアルバム発売 日本オリコン19位 米国B200圏外
2001/00 [喜多郎] グラミー賞受賞
2001/11 [業界] Windows XP発売
2009/06 [マイケルジャクソン] 死去
2013/01 [冨田勲] 「イーハトーヴ交響曲」
2016/05 [冨田勲] 死去
2019/12 [YOASOBI] 「夜に駆ける」。長期低迷のJ-POP復活の象徴
こうしてみると、70年代後半から80年代前半の頃がみっちり詰まっていて、自分が青春時代だったせいもあるが、実際世界的にも音楽が非常に盛り上がっていた時期で、幸運だったと思います。感性が柔らかい時にこんな奇跡の時代に行き合わせたので。自分と同年代の方は、大体似た年表になるんじゃないでしょうか。
逆に90年代からはなかなか寂しい。世界的にもやっぱり音楽業界が衰退していく時期になったのですね。(まあCDでミリオンはよく出てるが)
むろん、もっと若い方にとっては、この頃が一番充実している、ってことも大いにありうるでしょう。
70年代までの洋楽の盛り上がりを受けての、80年代の日本の勃興、という構図も見えてきます。実はバブル経済は定義的には85年からと言われていて、80年代前半は金余りではあってもまだバブル前夜。
そして89年でバブル終焉が決定的になるのですが、音楽業界でもこの前後で何かが一度終っている感じがします。
まだ漏れている出来事や曲があるので、更に手を入れて独立ページかDEW RIDGE RECORDSのサイトで公開しようと思います。
2025/03/01
3/8 カラオケ配信開始 「初恋インパクト」/ ゆきみもっち
【カラオケ配信開始】
ゆきみもっち「初恋インパクト」
配信予定日3月8日(土)~
公式音源での配信
全国の【カラオケJOYSOUND】で歌えるようになります!
▼店舗検索はこちら
https://social.kicks.video/v1/re/kr/74267/store/10?utm_source=vk&utm_medium=sw&utm_campaign=share&utm_term=74267
#VideoKicksカラオケ
#TuneCoreJapan
#JOYSOUND
2025/02/27
Moog Oneと坂本龍一さん
「Moog One」というポリフォニック・アナログシンセサイザーがありますが、この公式プロモ映像がYoutubeのおすすめで出てきました。なんと、サムネイルは坂本龍一さん。
早速クリックしてみると、いきなり坂本さんがMoog Oneを弾いていて、音が凄い。エッジ系パッドみたいなサウンドで、ワンコード鳴らしているだけなのに、ギンギンに咆哮しています。
何人かのアーティストが順に出てきますが、坂本さんの本編は最後のほうにあって、そっちでアドリブでコードワークを展開されていますが、もうオーケストレーションですねこれは。むしろ生オーケストラに匹敵する迫力かもしれません。未見の方は見たほうがよろしいです。(特に業界の方は)
この中で坂本さんが話していることを簡単にご紹介。
・都会の中の暮らしは電子音に囲まれている
・だが人間の身体は(生物だから)自然のものである
・なので反動として自然な音が聞きたくなるのではないか
・アナログシンセはデジタルより自然な音に近い
こうやって圧倒的なMoog Oneのプレイを聞いたあとだと、有無を言わさぬ説得力。
またこの続きで、この道の第一人者である冨田勲さんは知り合いだったが、はっきりと電気の音は雷の音と同じように、自然のものであると言っていて、僕もそう思う――とも言われています。意外なところでお二人の結びつきが明かされました。
Moog One、国内だと価格が120万強くらいで、高額なこともあってもうディスコンですが(市場にはまだ在庫あり)、坂本さんが普段弾いていたピアノは最低でも3000万~のものでしょうから、そう考えると安く思えてくるから不思議。いや不思議じゃないか。😅
いやーしかしこのシンセも坂本さんのような希代の演奏家に弾いてもらえて幸せだ。他にチック・コリアも登場します。
2025/02/21
ボカロ曲とレーベルリリース
去年リリースした「初恋インパクト」のボカロバージョンを作ってみた。導入したばかりのアウトボード「ART Pro VLA II」でマスタリングした曲を早く出してみたかったから。
この曲はきらきらデジタルミックスだから、真空管/オプティカルコンプであるVLAを通すと、かなりいい感じにアナログフレーバーでまとまった。まさにザ・音源といった仕上がり。
今回音圧上げにはOzoneですが、アナログ感を付けるためにVLAを通すだけで、お手軽に音質が数段ランクアップします。(こうしてみると、アウトボードというのは究極の時短ツールといえそう)
で、2mixをVLAに通して録音、それをOzoneで音圧処理して完成。(Ozoneを掛けてからVLAに流すと、なぜかボカロの癖が増幅されて耳障りだった…)
マスターを完成させてジャケ画像も作ってさあリリースだ、という段階になってディストリビューターnarasuで、登録直前に怖ろしい事実が発覚。リンクされていたクリプトンのPCL(利用許諾契約)をよく読んでみると……
「法人、または法人格のない団体のおいては、クリプトンとの個別契約なしには、ボカロ曲をリリースできない(商用でも非商用でも)」
ということが判明したのです。😢
皆様ご存知、対応ディストリでならボカロ曲を自由にリリースできますよ、という例の許諾は、個人&非商用のみの場合にしか適用されないのですね。個人でも、たぶん有力ボカロPなんかは、個別契約になってるんじゃないか。
うちなんか、モロに商用であり、法人格のない団体(レーベル)だから、絶対に個別契約が必要ということでしょう。(つまり別料金が掛かるということでもある) あやうく権利的に真っ黒な音源を出してしまうところだった。これ非商用でもダメだから、Youtubeに上げるだけでも権利に抵触しますね。
こう考えてみると、ボカロソフトというのもかなりユーザーへの縛りが強い製品といえそうです。(以前も書いたけどね)
そして、これで商売がうまく行ってるから、クリプトンに続けとばかり多数の企業がボカロ&音声合成ソフトのビジネスに参入して、現在まで有象無象の乱立状態になってるわけです。
実はボカロソフト自体の売り上げは大したことはなくて、この権利ビジネスで儲けが出ているという話が、結構前だがどこかの記事に出ていた。
どうもウチみたいなところは、大人しく(本来の利用法である)「仮歌ツール」としてボカロを使っていたほうが良さそうです。今回はテストリリース用だったが、もし本気で作ってたらダメージ極大だった。
2025/02/18
2/18 配信開始 「SHOUT IT OUT」/ むらこC
荒れ狂う嵐の中で叫ぶ想い。パワー系テクノポップ
作詞:弦央昭良
作曲:弦央昭良
編曲:弦央昭良
Release Date:2025/02/18
JASRAC作品コード:315-0615-1
#テクノポップ #AOR #POPS
2025/02/16
「Winter Hexade」ライナーノーツ
幾何学的かつ幻想的な世界をイメージして書いた曲。雪の結晶が並んできらめいている光景。
音楽理論的には、リディアンモードを導入して、さらにそこにモーダルというよりは機能和声的なコードを付けています。なんで機能~かというと、やっぱり「進行」しないとポピュラー音楽としては面白くないから。リディアンはクールなイメージで雪の結晶に合うと考えた。これでもかなり普通の曲とは全体的なイメージが変わっている。
実はモードにハーモニーを付けるというのは、クラシック音楽の流れでいうと比較的新しい概念なんだそうですね。(元々は旋律(旋法)のみで展開していく世界)
最初のバージョンは差し替え前提で、すべてソフトシンセで演奏。実はこのままだと「よくある」感じで心配ではありました。それを元にハードシンセとアナログシンセにトラックを差し替えてリリースバージョンが完成。キラキラ感はありつつウォームなフレーバーと音圧感も増して、自然な存在感とオリジナリティが出ました。ピアノはFA-06で、例によってサンプリング音源は使ってません。
ドラムはSH-4dで、デジタル風味を消すためにヤマハのラックコンプにドラムバスを通して、アンビエンス的に混ぜた。良い感じでダメージ色が出た。
最近気付いたが、ドラムマシンTR-8はタイトすぎて、合わない曲には徹底的に合わない。やはり適材適所。
2025/02/11
2/18 配信予定「SHOUT IT OUT」/ むらこC
荒れ狂う嵐の中で叫ぶ想い。パワー系テクノポップ
作詞:弦央昭良
作曲:弦央昭良
編曲:弦央昭良
Release Date:2025/02/18
JASRAC作品コード:315-0615-1
#テクノポップ #AOR #POPS
11/18 新曲「オールドソングス」/ Tombo
いま、ただひとつの想いを伝えたくて――。CARPENTERSに捧ぐ 「オールドソングス」/ Tombo 作詞:弦央昭良 作曲:弦央昭良 編曲:弦央昭良 Release Date:2024/11/18 JASRAC作品コード:307-0643-2...

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DEW RIDGE RECORDSはフリー楽曲プロバイダーでもあるので、試しに楽曲のライナーノーツ的な何かを書いてみる。(まあ前回もやったが…) 世間のレーベルであまりこういうのはないが、ウチは慣習に縛られる必要もないので。音楽マニアや業界の皆さんは面白がってくれるかも? ...
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・この曲ではまずアナログシンセで、大規模ストリングス・アンサンブルを作ってみたくて、アレンジを制作した。もちろん多重録音で実現。 ・シンガーの方に渡したカラオケではソフトシンセで仮入れしてあり、実際に収録された歌を聞きながら、ミックス直前の段階で音決めをして、声部ごとにアナログ...
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疾走雪上車はてしなく――。アナログリズム・テクノポップ 作詞:- 作曲:弦央昭良 編曲:弦央昭良 Release Date:2024/10/15 JASRAC作品コード:307-0651-3 #テクノポップ #エレクトロニカ #シンセポップ