幾何学的かつ幻想的な世界をイメージして書いた曲。雪の結晶が並んできらめいている光景。
音楽理論的には、リディアンモードを導入して、さらにそこにモーダルというよりは機能和声的なコードを付けています。なんで機能~かというと、やっぱり「進行」しないとポピュラー音楽としては面白くないから。リディアンはクールなイメージで雪の結晶に合うと考えた。これでもかなり普通の曲とは全体的なイメージが変わっている。
実はモードにハーモニーを付けるというのは、クラシック音楽の流れでいうと比較的新しい概念なんだそうですね。(元々は旋律(旋法)のみで展開していく世界)
最初のバージョンは差し替え前提で、すべてソフトシンセで演奏。実はこのままだと「よくある」感じで心配ではありました。それを元にハードシンセとアナログシンセにトラックを差し替えてリリースバージョンが完成。キラキラ感はありつつウォームなフレーバーと音圧感も増して、自然な存在感とオリジナリティが出ました。ピアノはFA-06で、例によってサンプリング音源は使ってません。
ドラムはSH-4dで、デジタル風味を消すためにヤマハのラックコンプにドラムバスを通して、アンビエンス的に混ぜた。良い感じでダメージ色が出た。
最近気付いたが、ドラムマシンTR-8はタイトすぎて、合わない曲には徹底的に合わない。やはり適材適所。
2025/02/16
「Winter Hexade」ライナーノーツ
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疾走雪上車はてしなく――。アナログリズム・テクノポップ 作詞:- 作曲:弦央昭良 編曲:弦央昭良 Release Date:2024/10/15 JASRAC作品コード:307-0651-3 #テクノポップ #エレクトロニカ #シンセポップ