・“テクノラテン”というコンセプトを決めて作った曲(“ラテンテクノ”ではない。つまりラテン色が濃い)。ほとんどのパートをアナログシンセで演奏している。結果、音が太く異形の存在感、異世界感のあるサウンドが出た。サチュレーターの類は未使用です。
・ラテン楽団といえばブラスセクションなので、シンセブラスを大フィーチャーした。これもアナログシンセだがビッグバンドブラスをイメージしている。作り方はメインをMoog Mother32で、そこにベリのSystem100でデチューン気味に薄く2VCOを重ねている、つまり一音につき3VCO。それを二重に多重録音した。共鳴が深すぎてEQ処理は苦労した。
・ティンパレスとタンバリンはFA-06で、つまりサンプリング音源は未使用。
・ドラム類もアナログシンセで作っているが、クラッシュシンバルとアゴゴだけはTR-8。
・全体的に、アナログの味を活かしたソフトで弾力感のあるリズムセクションになっている。
・これだけだと単色系でちょっとつらいので、コード楽器はデジタルシンセで澄んだ音色を入れた。こちら方面はデジタルが得意なので適材適所。
・ボーカルは、ラテンなのでパンチのある歌い方ができるシンガーさんを捜して、「すみす」さんに依頼。結果、想定を大きく超える表現のトラックを頂いた。実はメロの高音部は少し音域的に苦しいのですが、地声と間違えるような強いファルセットで歌いきってくれています。不安定なのにトラックと合わせると正解。音楽はだから面白い。
2024/12/15
「セレナセレナーデ」ライナーノーツ
11/18 新曲「オールドソングス」/ Tombo
いま、ただひとつの想いを伝えたくて――。CARPENTERSに捧ぐ 「オールドソングス」/ Tombo 作詞:弦央昭良 作曲:弦央昭良 編曲:弦央昭良 Release Date:2024/11/18 JASRAC作品コード:307-0643-2...
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疾走雪上車はてしなく――。アナログリズム・テクノポップ 作詞:- 作曲:弦央昭良 編曲:弦央昭良 Release Date:2024/10/15 JASRAC作品コード:307-0651-3 #テクノポップ #エレクトロニカ #シンセポップ
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DEW RIDGE RECORDSはフリー楽曲プロバイダーでもあるので、試しに楽曲のライナーノーツ的な何かを書いてみる。(まあ前回もやったが…) 世間のレーベルであまりこういうのはないが、ウチは慣習に縛られる必要もないので。音楽マニアや業界の皆さんは面白がってくれるかも? ...
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・この曲ではまずアナログシンセで、大規模ストリングス・アンサンブルを作ってみたくて、アレンジを制作した。もちろん多重録音で実現。 ・シンガーの方に渡したカラオケではソフトシンセで仮入れしてあり、実際に収録された歌を聞きながら、ミックス直前の段階で音決めをして、声部ごとにアナログ...