この秋一番のショック。モジュラーシンセのモジュールがまた壊れた…。しかも今回は、壊れる瞬間を目撃してしまった。
安定化のためしばらく電源入れたままにしていたんですね。そろそろパッチングするかとケーブル差しかけた刹那、突然全モジュールのLEDが瞬いて、その半分が消えてしまったのです。ギョッとしましたね。
電源ユニットのLEDを見たら、「+5V」だけが消えていたので、ヤバイなんか故障だ!と気付き、すぐさま電源スイッチを切りました。
冷や汗ものですわ、もしかしたらこの様子からして全モジュールが逝った可能性すらある……。
とりあえず、電源モジュールと、特に怪しい挙動をしたモジュールを取り外し、原因の切り詰め。電源は単独では「+5V」が点灯したものの、再びラックに収めると、やはり短時間で消えてしまう。この時点でこいつは使用不能。
怪しい挙動のやつは、最初に全LED点灯させたのを目撃、その後電源を巻き込んだ可能性があるので、後日別環境でチェック予定。
なんと、電源もそいつも中古だったんです。……うーん、安かったが、どうもモジュラーの中古はほぼ地雷と思った方が良いみたい。これまで壊れたモジュールは全て中古。基本「製品」というより「部品」だからなあ。どんな使われ方をしたかわからんし。ウチのようなハードな使用には耐えられないのかも。
とりあえず、電源はベリンガーのやつを新調しました。なんのかんの言ってベリは信頼性高い。
ドキドキしながらラックに組み込んで電源オンすると、幸い他のモジュールは全部無事。いや~、こってり疲れた。
一応、夏に気付いていたこと。モジュラーシンセは作動中に結構熱を出すようで、ラックの隙間からなかなかの熱気が上がってきて、こりゃヤバイかも!?と思ってた。今は抜けたモジュールの隙間が開いているので放熱は良くなった(w)。
熱が故障を誘発した可能性もあるので、モジュラーをお持ちの方は、ラックにみっちり組み込むのは避けた方がいいかも。
いっそパソコンみたいにファンを付けるかと思ったが、ノイズ発生源になっちゃうから、モジュラーには無理でしょう。
金喰い虫だが仕方ないなぁ~、こいつにしか出せない音がある。