楽曲のクオリティ上げのためにどうしてもハードのドラムマシンが欲しくなり、TR-8を購入。今更感は自覚してる。現行機種のTR-8s/6sと迷ったが、ちょっと操作が複雑そうなので、結局出物を見つけてTR-8。808系はどうせ絶対必要。正直そろそろソフト音源では物足りなくなってきました。
(Boutiqueシリーズは、コンパクトだが操作性が疑問だった。ベリのクローンは音が違う気がする)
で、届いたブツを見て、結構デカくて驚くという(w)。B4サイズくらいはありますね。
色々触って鳴らしてみたが、やっぱり迫力・音の説得力が段違い。一番感心したのは、これはテルミンやオンド・マルトノを祖先とする、“電子楽器”の末裔だな、ということ。ちゃんと演奏性も考えられているもんね。
●良かった点
・パターン16ステップ固定でなく32ステップもOK
・3連系もいける
・16ドラムキット内蔵、909系もアサインできる
・USB-MIDIで11インストをパラでDAWで送れる(超時短録音)
・その際、96/48/44kHzが選べる(ファーム対応済)
・パターン鳴らすと音に加えてMIDIも出力
・ステップ単位でリバーブ掛けると驚きのカッコ良さ
●悪かった点
・演奏中は良いが、DAW作業中は照明がド派手で気が散るw
・5分経つとネオンサイン攻撃も発動
ネオンサイン(スクリーンセーバー)は設定で時間延ばせます。この電飾デザインはたぶんDJプレイでテンション上げのためだろうな、こいつはハード音源というより楽器なので。
弄り倒していると新しいタイプの曲が書けそうな感じはする。
あと、音色や発音タイミングの揺れがあって、ベタ打ちでも心地よいシーケンスが可能。このあたりはエミュレーションながらさすがに公式の完成度。ベロシティにも反応するよ。