いつの間にやら、弊社「Dew Ridge Records」のサイト開設一周年。なんとか格好がつく陣容になってきた。形になるまで2~3年は掛かると予想していたので。
まだプロジェクト初期段階だから、口はばったいが、才能あるシンガーさんたちに出会えたのは非常に大きい。やはり、人を決めて曲を当て書きすると、とても作りやすい。この人ならこう歌うだろうな、ということがわかるしね。信頼関係も出来てくるので、毎回仕上がりを心配しなくて済む。とはいえ、売り方を含めてまだまだ五里霧中、状況はどんどん動いていくわけですが……。
ネット時代のレーベルはどうあるべきか、っていう頭もあり、それに即した動きも始めましたしね。
まだまだ頭の中にある計画・アイディア、山積みです。一歩一歩、進めていこうと思います。
現在の課題は、やはり宣伝体制だな、と思います。みんながやっていることをしても埋もれてしまうだけだが、それすらしないと全く知って貰えない。といってネット広告も正に無駄でしょう。(楽曲の広告って見たことないですね)
リスナーに曲を知ってもらうにはどうしたらいいか。永遠の課題ですね。(メジャーだったら、専門の宣伝チームがいるんだから…)
(昔、Google広告がワンクリック1円だった時代があったが、今は10円でも相当厳しい)
このところ色んなレーベルの興亡史を読んで、レーベルは生き物だということがわかってきた。どんなに勢いのあったレーベルでも、中心的な作家陣・制作陣がいなくなったり、熱意を失う、ビジネスに失敗すれば、失速して最終的には消えていく。音源はまとめて売られてしまうか、管理専門の会社に移る。もちろんこれはメジャーの話ですが。ちょうどバンドの盛衰と同じです。
いま、弊社はまだ立ち上げが終わった直後くらいの段階ですが、今後の展開は正直全く見通せない。日々、良い音楽を作り、それを世に出す努力をする、その繰り返しで過ぎていきます。