記事に物騒なタイトルを付けましたが、業界では結構あるようです。お金を持ち逃げされた……って話。先日書いた矢沢永吉さんの話も大きく括れば持ち逃げされた事件だし(35億)、そこまでいかなくても、芸能ニュースやアーティストの過去話でちょくちょく見かけます。
先日、「たま」の石川浩司さん(ランニングシャツの方)のインタビューをヤフーニュースで読んだんだけど、その中でやっぱりインタビュアーが事務所の持ち逃げの話を振ってました。石川さんは直接答えてないけど、否定しないってことは、やっぱりそういうことがあったんだろう、と。たまの場合、いきなりメチャ売れで大金→目が眩んだパターンかもしれません。(*)
現在静養中の某有名アイドルも過去にそういうことがあったらしいし、よっぽど気をつけていないとダメなんだろうな、と思う。(まあ、業界だけでなく、普通の仕事でも表沙汰になるかは別として、そういうことはありますが…。取り込み詐欺、計画倒産だってある)
持ち逃げとはちょっと違うが、テイラー・スウィフトの過去アルバム6枚の原盤権(映像等含む)も、3億ドルだかで昔のプロデューサーに転売されてしまったんですね、ファンドに。額が桁違いで驚きですが、怒ったテイラー・スウィフトは、過去曲を再レコーディングして発売、ファンには昔のアルバムを買うなと呼びかけるという……。楽曲の著作権はアーティストが持っていたからできることですね。(原盤権は録音物に対して発生する)
業界は一発当てたあとも苦労が絶えないようです。読者諸兄もどうかお気をつけになって下さい。
(*) 記事を読み返してみたら、たまの稼ぎが他に流れていた…という点は認識してたというお答えでした。