新しいシンセモジュールをシステムに追加。
ノイズジェネレーター、リングモジュレーター、そしてLFOとS/Hがワンユニットに入っている。これで完全に往年のアナログシンセの構成になりました。(最近のソフトシンセのアナログ再現系なんかは、サンプルホールドはなかなか入っていない)
現在のシステム構成は、VCOx4 VCFx2 VCAx2 ENVx2 LFOx2で、なかなか面白い組み合わせだと思っています。
これでもし自分が完全アナログ主義者なら、シーケンサーモジュールを追加してミニマムミュージックを始めちゃうんだろうけど、弊社は商業制作に活かすという絶対的なテーマがありますので。むろん、MIDI-CVコンバーターもシステムに入っています。
ベリンガーのCM1Aなので、2チャンネル分のCV/GATEを出せる。(ということは、2音ポリフォニックにもできるってこと)
もっとも、まだ制作にどう組み込んでいくかは試行錯誤の状態です。(もう使っている曲あるけど)
案外、このベリシリーズ100はパッド系の音が良いんですね。だからそこは多重録音で凌ぐってことになる。
悩みの種としては、モジュラーを触っていると30分1時間があっという間に経ってしまうこと(w)。なんとか触り過ぎないようにしている。
自分でも意外に思ったのは、モジュラー導入して以来、「ホームに還ってきた」という気持ちが強くなっていること。自分の音楽体験の始まりはアナログシンセでしたので。
あと、なんだか永らく失っていたものを、取り戻してしまった…という感じもする。失っていたことすら気付いていなかったもの。なんでしょうねこれは。
十代と頃の気持ちと、こんな歳になって再び向き合っている。今は昔と違って楽曲を作れるようになっているので、懐かしいというのは違うし、新しいものを作っていこうという意識は横溢している。
モジュラーに実用性はない(低い)んですけどね。そこを強引に実用にしていく所存。