ちょうどミキシングを始める曲があったので、早速ProToolsで作業してる。
従来もミキシングは必ずバウンスして別工程にしていたので、このタイミングでトラックごとのWAVファイルを、ABILITYからざざっとProToolsの方へ持っていけばいいわけです。
やっぱりミキシングは万国共通の作業だからか、マニュアルを読まなくても結構使いこなせることに気付いた。判らないところはググると解説ページや公式のヘルプが出てくるし、流石にユーザが多いDAWはこういう時に便利。
打ち込みから全部やれと言われると困るだろうが、この方式なら時間的な導入コストは少なそうです。
多少の設計思想の違いはあれど、物理ミキサーを再現するというのがDAWの目的の一つだから……。まあトラック毎のPANのツマミが左右一個づつなのには面食らったが(合理的な理由があるんですね)。
しかしなんか、この前も書いたが、ソフトのルック&フィールが、それこそ20年位前のやる気のない日本語化施された海外ソフト、そのままだね(w)。これならABILITYや、最近の他社DAWの方が、デザイン等は洗練されていると思う(多分機能やルーティングも)。
音は流石に良いですね。音質が高品位だからスタジオが皆使っているんだもんね。Babyfaceを導入した時も感じた、全体の見晴らしが良くなった感じ、それを再び味わってます。音が見えやすいので、EQやコンプのツマミを弄っても、すぐにパラメータが決まるので時短になる。
まあ、プロ用の無骨な職人DAWといったところですか。
常用のプラグインの大半がAAXにも対応しているので、ProToolsに移って困ることもない。(Waves/PSPも)
ただSonnoxのリバーブやEQは、ABILITY専用なので使えなくなってしまったが、そこは結構イタい。
ということで意外とすんなり利用開始できました。