公開デモ曲や非公開のや、それこそコンペ提出曲まで、これまで男女問わず色々なボーカリストの方に歌唱をお願いしてきましたが、ひとつ気付いたことがあって。結構上手いな、と思える人でも、特に若い人は意外とメロに16分音符が入ってきたり、あるいはバックが16ビートだったりすると、あらら……ってズッコケてリズムを外しちゃう人が多い。
一時期のJ-POPに8ビート曲が多かった(?)影響かな、割と慣れてないんです。まあ曲がもともと難しいってのもあるかもしれないが。メロの頭の直前にシンバルがトリッキーに16分裏拍で鳴ってたりね。(最近は、ダミーでカウント入れますが、そういう時は)
ところがこういう曲を難なく歌いこなす方もいて、世の中は広いなと思い知らされるわけですが、最近も居ましたよ。正直最初は歌えるかな?と半信半疑でしたが、見事に歌いこなしてくれました。もちろんディレクションはした。「こう直して」っていうの、これが勘のいい人だと、すぐ次のテイクで直っちゃうからね。言われてすぐ歌い方を変えられるってのは相当な実力です。伸び盛りで素晴らしい。
……という期待の新星的なボーカリストさんに、歌ってもらった曲がありまして、これは音楽プロジェクトACTiVATEでリリースします。お楽しみに。