なんと怒涛の更新です。まあたまたまデモ曲完成が重なってしまっただけではありますが。
では早速いきましょう。当社比待望の本格ボサノバ曲です。
タイトルは「甘えて…」
今回歌っていただいたのは、大変表現力のあるボーカルのHARUさん。かなり難しいのではないか?と思いつつご依頼したのですが、見事に歌いきって頂きました。
この曲は、歌としては音域もそんなに広くないし、多少ブルーノートが入るくらいで技術的にはそんなに難易度は高くないのですが、歌の内容から、これをどう表現していくか、というところが格段に難しい。言うまでもなく、ここは単なる歌唱技術とは違う、高度な表現の領域になってくるので。
いや~、ずばり来ましたねこれは。
楽曲としては、ボサノバなのでお洒落な一時転調や、多少の非機能的コード進行も挟みつつ。今回、かなり後になってからパーカッション(シェイカー、ボンゴ)を入れたのですが、その時点から楽曲が見違えりました。やはりこの手の曲でパーカッションは命。
しかしマスタリングは結構苦労して、音圧を上げるとバランスが崩れたり、楽器の音色が気に入らなかったり、エンディングが気になったりして、ミックスに戻ったりその前に戻ったりで、結局7回やり直す羽目に(普段は3回位)。まあこんなこともある。ぶっちゃけこの暑さで集中力が落ちてるんだなこれ、この段階って異常な集中力が要るから。
ひとりでやっていると、こんな時は便利です。
なおなぜ「夏だアイスだボサノバだ」かというと、その心は…「あま~い」からです。(笑)