もう新元号までカウントダウンですが、昭和が終わった直後は美空ひばりや手塚治虫が亡くなって、「ああ本当に一時代が終った」なんて言われてましたね。とうとう自分のような昭和生まれは、化石のような存在になる時代がきました。ちょうど昭和の時代に明治生まれがされていた扱いと、同じような感じでしょうか(w)。ご同輩の皆様、新時代に負けないよう、お互い元気にやりましょう。
ところで、今回は令和がどういう時代になるか、平成が始まるときにあった出来事を振り返りつつ考えてみたい。一番象徴的な出来事です。少し(毒)電波が混じりますのでヨロシク。
「平成」が始まるとき、今回と同じように政府による新元号の発表会見が行われましたね。当時の官房長官は小渕恵三で、後に総理大臣になる自民党の政治家でした。
ここであるハプニングが起きたのをご記憶の方もいらっしゃるのでは。なんと小渕長官は、自信満々に「平成」と書かれたボードを、上下逆に出してしまったのです! 記憶では集まった記者から即座に失笑が漏れ、小渕さんもやっちまった、みたいな照れ笑い、それでまたボードを出すところから仕切り直したと思いました。(ニュースでこの面白映像は何度も流された)
今回、この映像が残ってないかとYoutubeを調べてみましたが、見つかりませんでした。まさか記憶違いじゃないよな?と思いましたが、静止画像は見つかりますね、上下逆のやつが。一瞬アイコラかと思ってしまいますが、これは本物です。検索すると、ブログやQ&Aサイト等で、同じようなことを書いている人もいるので、当方のマジボケということでもないです、事実です。
いいですか皆さん、日本にとって大事な新元号を上下逆ですよ!?(机ドン) 当時「平成」が発表されて、なんだか平凡で味気ない元号だなあ、なんてのが巷の空気だったと思いますが、それはそれとして、上下逆にカメラの前に出されたことは、笑い話にこそなりはすれ、それほど話題にはなりませんでした。むしろ平和なエピソード扱い。
しかし上下逆……よく考えたら不吉だとは思いませんか? 真っ逆さま、転落、凋落、崩壊……元号が逆向きだったことは、実には大きな意味があったかもしれません。
怖ろしい事実をお話ししましょう。平成が始まったのは1989年、バブル経済の最後期でした。バブル崩壊が始まるのが1991年とされています。そうです、当時世界で最も豊かだったバブル日本が、新時代に全てを失いどん底まで落ちていくことを、平成逆さボードは予告していたのです(電波ゆーん)。
いかがですか、こう考えるとちょっと怖くなってきませんか? 東日本大震災を始め、災害もたくさんありました、そして原子力発電所の爆発という、未曾有の大事故まで引き起こしました。オウム事件もありました。デフレが止まらず、世界がうらやむ終身雇用は崩れ、いまは非正規ばかり、経済はズタズタでどうやったらまた復活できるか、誰にもわかりません。安い労働力のために、自民党は移民政策を強制導入しました。国のカタチが変わるような大激変、大転換、大崩壊を経験しました。まさにアップサイド・ダウン、上下逆のような30年だったではありませんか。
官房長官という位置は、最高権力者でもなし、ちょうど政権の巫女(=神託を告げる者)のような立場なのかもしれません。
平成……語感とは裏腹に、激動の時代だったといえると思います。ただ変化の方向が下降一直線で、しかも長い時間をかけて起こってきたので、あまり皆認識できてないだけかも? 戦争こそなかったが、昭和並みの激変だったといえるでしょう。
そして、「令和」がどんな時代になるか、ここでも官房長官の記者会見の様子から予想してみましょう。史上初の「官房長官会見史観」です(笑)。
菅官房長官の会見は先頃行われたのでまだ記憶に新しいところですが、怖ろしいことに、この時もハプニングがありましたよね。そう、上下逆でこそ無かったのですが、長官の掲げるボードを、NHK中継の手話のワイプが隠してしまったのです! 見事に隠しました、そして気付いた(?)長官は、慌てて別の位置に掲げたり、あちこち移動させて、大変でした。
……さあ、これまた怖ろしいことが起こる予感がします。なんだと思いますか? というか、どんな電波な予想をしたと思いますか?(笑)
私の予想はこうです。
「手話」→「シュワ」→「シュワルツェネッガー」→「ハリウッド」→「アメリカ」
…真面目に聞いてて損した、とか言わないでね(w)。今回こういうノリだから(←いつもだって?)
早い話、アメリカによって日本は邪魔される、新時代の輝きはシュワ=米国によって隠されてしまうと、この出来事を解釈しました。
どうです? 割と説得力あるでしょ。トランプによってムチャクチャな対日要求がされるようになり、あれはパンドラの箱だったので、一旦日本が奴隷扱いしても言うことを聞く、となれば、たとえトランプが退陣しても、今後も続くとみていいでしょう。
アメリカにたかられ、虐げられ、ますます衰退していく日本が見えます……脳内水晶玉のなかに。そんな日本は、なんとか輝きを取り戻そうと、あちこち外交で逃げようとする(それが菅長官がボードをあちこち動かした意味)。中国・インド(左)だったり、ロシア(上)だったり、オーストラリア・中東(下)だったり、南アメリカ(右)だったり……それでうまく行くでしょうか。結局それ令和が終ってみないとわかりません。結局元の位置にボードが戻ったようなので、これまた衰退していくアメリカに道連れにされるのか。
かなり国として「今後の身の振り方」みたいなところで、方向が定まらない時代になるのでは。これまた混乱と激動の時代という気がします。いってみれば乱世です。
まあこういう予想は、シュワの件を持ち出さなくても、今の状況だけみてもわかるのですけどね。
国の破綻へ一直線か、はたまたどこかでV字回復できるのか。
どうです? 考えようによっては、面白い時代になりそうです。
ひとつだけ希望があるとすれば、日本にやってきた移民が日本社会を「政府の言いなり」の奴隷思考から解放することですが、これは権力者は歓迎しないでしょう。(こんなところも「外圧」頼みか?)
音楽のことでいえば、移民が生活に余裕が出来て音楽をやり始めた時、日本発の闇鍋ワールド電子フュージョン音楽が生まれる可能性はあるかもしれない。
どちらにしても、何も考えずにのんべんだらりと過ごしていると、たちまち上級国民の餌食になり身ぐるみ剥がされる、そんな時代がやってくる気がします。
気を引き締めてまいりましょう、なんせ僕らは音楽を作り続けねばならない。そうでしょう?作曲勢の皆様。
(追記:映像を見直したら、わざわざワイプの出ているところへボードを持っていっていますね。自分からアメリカ追従…そしてワイプには日章旗が! アメリカ+行き過ぎた国粋主義に注意しろ、ということでしょう)