アーティストさんの、「自身が気に入っている自作曲=リスナーが聞くと往々にして微妙」である問題。本当に微妙な問題だけど、やはりアーティストが本当にやりたい曲と、世間の要望がずれているというのは、古今東西永遠の問題かもしれません。ほんとどんなジャンルでもありますから(逆に完全に一致していることってあるんだろうか?)
なんだか今回は妙に上から来てるなあw、大丈夫かこの記事。
たとえば昨日聞いた某アーティストさんの一連の曲……。1曲目、どうやらトップだから今回のイチオシらしいけど、どうもピンとこなくて。
2曲目、おっ、これはなかなか。むちゃくちゃいいな、って感じではないけど、水準超えてるかなー、いいじゃん。
3曲目。えっ!ぶっちぎりでええやん、なんでこれ1曲目じゃないの? 流石センスあるなー、大ベテランだし。で、まさかのフェードアウト? まじかよ、これおまけか?
……みたいなね。例えばこんな感じですよ、こんな感じ(汗)。
本当のところ、CDでじっくり、しかもリスニング用のヘッドフォンで聞かないと、何もいえません。様々なエンコーディングを通した後だと(ストリーミングとかね)、特にサウンド志向のAORアーティストの作品だとね、原音からほど遠い場合多いし。
そんなんで(仮想)ダメ出しなんてしてた日にゃ、痛い目に遭うのは自分ですからね。(そもそも大先輩に本気でダメ出しなんてできませんよー、まあここに書いても絶対ご本人の目に触れないがw)
まあこんな風に、世の中の曲聴いているときも、ついアレンジについて考えたりしてるんですよ、最近は。ついつい、色々分析しながら聞いてしまうという。
おい、最初と全然話が違っているじゃんかw、つまりまあ、商業音楽=売り物にしようという音楽は、いつ何時も戦略が難しい、って話なのですわ。
できれば、リスナーが望む曲:自分がやりたい曲の比率を、[4:1]くらいにしたら、みんなが幸せになれるんじゃないだろうか。この比率かなりテキトーですが(←適当かよ)
まあこれとは別だけど、世の中に出ている曲がいかに素晴らしい作りになっているか、ということは最近みっちり味わっているので、本当に先輩方の仕事には尊敬しかありません。日々是鍛練ですわ、でもこの作業は有難いことに楽しいのですが。